◆1 基本原則
- ノード識別子は機能単位に付与する。
- 物体全体ではなく、主運用機能を識別する。
- 厳密分類より参照維持を優先する。
- 分類不能時はUNKを使用できる。
- ID再利用は禁止する。
- 誤認記録は削除せず監査追記する。
◆2 ID付与手順
■2.1 基本構造
ND-[領域]-[機能]-[環境]-[個体]
必要時:
ND-[領域]-[機能]-[環境]-[個体]-[LOCAL]
■2.2 手順
1. 領域を選択
対象の主運用範囲を選択する。
例:JP / ORB / GLB / BLK / UNK
所有権ではなく、運用上の帰属を優先する。
2. 機能を選択
対象の主運用機能を選択する。
例:OBS / REL / CTRL / MON / LOG / COM
複数機能が存在する場合、識別子割当担当が主用途を選択する。
3. 環境を選択
対象が動作する主環境を選択する。
例:LEO / GND / NET / DST / CLS / SIM
物理位置ではなく、主機能環境を優先する。
4. 個体番号を付与
同一条件内で重複しない番号を付与する。
消滅後も再利用しない。
5. 必要時LOCAL追加
局所識別が必要な場合のみ追加する。
ND-ORB-OBS-LEO-03-SEN-A
◆3 判断基準
■3.1 主用途優先
厳密分類を要求しない。
主運用目的を優先する。
■3.2 UNK使用
分類不能時はUNKを使用できる。
UNKは異常を意味しない。
ND-UNK-OBS-UNK-41
■3.3 接続維持優先
完全分類より、監査接続可能性維持を優先する。
◆4 禁止事項
- ID再利用
- 長文化識別
- 説明文埋込
- LOCALによる正式コード代替
- 原記録削除
◆5 監査方法
■5.1 訂正監査
原記録は削除しない。
監査記録を追記する。
《AUDIT_CORRECTION》 TARGET: EXPECTED_FORMAT: LOG_APPEND
■5.2 誤認例
記録:
ND-ORB-REL-LEO-03
監査:
《AUDIT_CORRECTION》 TARGET: ND-ORB-REL-LEO-03 EXPECTED_FORMAT: ND-ORB-OBS-LEO-03 LOG_APPEND
◆6 コード一覧
■6.1 領域
JP:日本
US:アメリカ合衆国
EU:欧州連合
CN:中国
RU:ロシア
ORB:軌道領域
GLB:広域分散運用
LCL:局所運用
BLK:非公開・秘匿運用
UNK:不明領域
■6.2 機能
OBS:観測 / REL:中継 / CTRL:制御 / NAV:航法 / ANL:解析
PRED:予測 / LOG:記録 / AUTH:認証 / SYNC:同期 / ERR:異常処理
SAFE:安全制御 / AUTO:自動化 / INF:基盤 / COM:通信 / MON:継続監視
TRK:追跡 / MAP:マッピング / DEC:選択決定 / OPT:最適化 / GEN:生成
■6.3 環境
LEO:低軌道 / MEO:中軌道 / GEO:静止軌道
GND:地上環境 / AIR:空域環境 / SEA:海域環境
NET:通信網環境 / CLS:閉域ネットワーク / DST:分散ネットワーク
SIM:仮想環境 / UNK:不明環境
◆7 最終原則
- IDは真実を保証しない。
- 記録は追記される。
- 完全同期は保証されない。
- 接続維持を優先する。
なお、詳細規定は「ノード識別規格 運用指針【2040年版】」を参照すること